岩手釣行<2日目>葛根田川&雫石川支流
2009.6.19(金)
快晴。
今日は昨夜遅く東京から新幹線で岩手にやって来た、私の幼少時からの恩師との釣りです。一緒に釣りをするのは、もうかれこれ6~7年振りとなります。
どこの川を釣ろうか迷いましたが、10年以上前に一緒に東北初釣行で来た葛根田川に行くことに決めました。5月下旬に良い思いができたので期待しての釣行です。
(1)葛根田川(午前)
天気は予報に反して晴れ。岩手山は雲に隠れていますが、今日も途中の牧草地では牛が気持ち良さそうに放牧されていました。
開けた渓相はすばらしく、周囲のブナの原生林や崩落しそうな玄武洞・・・と秘境ムードが漂います。気分が高まります!
しかし、期待とは裏腹に魚の反応はしぶく、小物がたまに顔を出す程度です。虫も飛んでいませんでした。しかし、珍しいものと遭遇しました。カモシカです。川辺から急斜面を上って行くのを目撃しました。残念ながら写真に収めることはできませんでした。
(2)雫石川水系の別の支流(名前を隠す必要はないほどの有名河川です)
昼近くに葛根田川から上がり、雫石川の別の支流に向かいました。最近では珍しく入渓点に車が止まっていません。毎回良い思いをしている堰堤下に入ってみます。
左奥の泡の漂っているポイントから2本出ました。引きは結構ありましたが、釣り上げるとサイズは25cmでした。太っていてきれいな魚体でしいた。ここもいつもより渋いようです。
堰堤から一旦道路に上がり、堰堤上の入渓点から釣りあがります。この先は22~24cm程度のサイズがたまに出ましたが、満足のいく釣果は得られませんでした。渓相は抜群に良いのですが・・・・。
(3)葛根田川(イブニング・タイム)
最後の望みをかけ、再び葛根田に向かいました。玄武温泉の下から川に入ろうとしましたが、上流で流れ込む支流の沢での工事の影響で流れ全体がカフェオレ色に濁っています。
車を上流に走らせ、玄武洞の上から入渓しました。すぐにアタリがあり午前中より活性が高いのが分かります。虫もちらほら飛んでいます。メイフライのスピナーも乱舞し始めました。
魚の反応は良いのですが、食いが浅く、かけても半分程度はバラシです。サイズは23cm前後が大半ですが、暗くなるに連れて中物も顔を出し始めました。25cm、26cm・・・とサイズは徐々にアップしていきます。高さ50cm程度の固床が現れました。
中央の岩の前の泡の漂っているポイントにフライを数秒間置くと・・・・、フライが吸い込まれました!
今回の釣行で最大のイワナがヒットです! 喜んで計測してみると・・・・、足りません!、0.5cmが・・・。何度測っても29.5cmです。「泣き泣き!尺」です。
この上にあるプールで同行の方にもヒット! 最後はライズする魚と対峙しましたが、何回かフライに出たもののフッキングには至らず。周囲はすっかり暗くなり終了。
車で道具を片付け終え、時刻は19:30を回ってしまいました。クボタロッジに向かいます。オーナーと奥さんにはいつもご心配おかけし、夕食が遅くなってすみません・・・・・。
夕食を食べ終え、私は早々に就寝です。明日の帰宅は午前3:00出発。いつもの時間です。明朝は職場に直行です・・・・・。
また来ます!
« 岩手釣行<1日目>(八幡平の渓) | トップページ | メランコリックな一日 »
「フライ・フィッシング」カテゴリの記事
- Day 12(2020.09.30)
- Day 10 & 11(2020.09.25)
- Day 7,8,9(2020.09.20)
- タイイング(2020.09.06)
- Day 5 & 6(2020.09.05)
コメント