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2012年2月 9日 (木)

フライは知的な遊びなのだ!

2012.2.9(木)

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そろそろですね。。。

毎年立春を過ぎた頃からソワソワし始めますが、何の準備もしていないのが常です。

フライフィッシングはとっつきにくいと良く言われますが、考えてみれば確かにその通り。他の釣りからの移行も容易でないことは簡単に想像できます。一般人には映画「リバーランズスルーイット」のイメージが強いようですが、現実はどうなのでしょうか?

キャスティングなど技術的なことも独特ですが、それ以前に用語が全て舶来語で専門的。ベテランフライマンとの釣り談義に加わるには、まず語学を習得しなければなりません。

ティペットなんて言われても???でしょう。これはハリスのことですが、サイズにしても一般的な何号ではなく何Xと表記します。針の号数は#番。派手な色のフライラインはAFTMAという規格でやはり#番と表記。

竿(ロッド)の調子(アクション)はファースト、スロー、ミディアム、プログレッシブ...先調子、胴調子の方がイメージしやすいでしょうね。

更に水生昆虫のことになると、長年やっている僕にも??なことが多いのが現状です。メイフライ、カディス、ストーンフライ、テレストリアル、ミッジ、ピューパ、イマージャー、ニンフ、ラーバ...この程度知っていれば何とかなりますが、何だか分かりませんよね。例えば誰にでも分かるアリのことをアント、バッタをポッパー、トンボのことはドラゴンフライなんてわざわざ英語でしゃべるのです。ちなみに、フライを巻くために使う材料(マテリアル)の名称なんてそれこそ何じゃらホイ!

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フライ専門用語に方言でも混じり、そこにアルコールが入ったら、それこそ宇宙人の会話のように感じるかもしれません。僕は学生時代に麻雀をやっている雀鬼連中が”ポン!”とか”リーチ!”とか言って盛り上がっているのを見て、全く意味が分からなかったことを体験しました。きっとこれと似たようなもんでしょう。

さて、実際の釣りの方はというと、やはり釣れないと話になりません。魚を釣るだけなら餌釣りの方が有利なのは百も承知なのですが、フライで釣らないと意味がありません。渓流でなく海でもフライでないと意味をなさなくなって行きます。

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釣れなくても川に立てるだけで幸せなんて言う人もいますが、それは恐らく嘘です。釣れないと景色を堪能する余裕は生まれてきません。小さくてもこの一匹に出会えただけで満足なんてのも良く耳にしますが、これも綺麗ごとでしょう。しだいにサイズの感覚が麻痺してきて、そこそこの型が釣れても嬉しさが半減してくるものです。だから皆セッセと我先にと遠い釣り場を目指して夜な夜な車を飛ばすのです。

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その代わり、思い出に残るサカナというのは本当に記憶に残るものです。ポイント、フライへの出かた、そしてランディングといった一連のやり取りがスローモーションで脳裏に焼きつきます。この瞬間、快楽物質であるドーパミンの放出が増え、鮮明な記憶として海馬にインプットされると想像されます。

いろいろとウンチクを述べてきましたが、ある程度年数を重ねてしまうと、釣りそのものはパターン化してきました。同じ時期に同じ川に出向き、同じイワナやヤマメを相手に竿を振ってはリリース。毎年春になると、いつ休みをとるか早々に決めないと落ち着きません。フライパターンもマンネリ化。面倒くさいしソコソコ釣れるので、ほぼ通年同じパターンを使い、何の進歩もなくなってしまいました。毎年同じ行動を取らないと気が済まなくなってしまんですよね。

僕に限らず、同じようなことを毎年、毎月、毎週、いや毎日!繰り返しているフライマンは結構いらっしゃると思いますけど...ちなみに、こういった常動性、強迫性、こだわり、更には完璧主義や徹底的な性格傾向には脳内のセロトニンを調整した方が良いかもしれません。

こちらもなかなか踏ん切りが着かず、危ない領域かもしれません。

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こんな風に書いてみると、フライは”知的な遊び”というより、”病的な遊び”ってことになりますかね。

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コメント

こんばんは、
この病、僕はどう頑張ってもよくなりそうにないので
ずっとうまく付き合っていきます。

おはようございます。

いよいよ3週間を切りましたね。

釣りはギャンブルと同じですよね。年を重ねるごとに悪化していくような気もします。

急にやめると禁断症状が出たりして(笑)

この病、ボクの場合は年がら年中罹りっぱなしになっちゃいましたし、治すクスリは見つかりそうにありません、治す気さらさら無いんですよね(笑)

240Gさん、こんばんは、

何にしても夢中になれることがあるってことは良いことですね。
でも、240Gさんくらいのステージになると、何かにとりつかれているかもしれませんよ。止めるにはオハライが必要では?

今年はお会いできると良いですね。

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