被災地訪問(その2)
2013.5.4(土)/
陸前高田。
山田町で昼食を終え、再び国道45号を南下します。
国道は海沿いよりも少し山あいを通る方が多く、高い位置からは湾内にある養殖棚などが良く見えました。遠めに見ると風光明媚な景色にしか見えないんですけどね。
曲がったままのフェンス、災害廃棄物(ガレキ)など、所々痛々しい物も目に入ってきます。
しかし、途中立ち寄った道の駅はもの凄い賑わいで、駐車したい車が道路に溢れていました。観光客はたくさん来ているということですね。ここで土産を購入し、地域の消費に多少なりとも貢献できたかもしれません。
さて、こんな眺めにも段々と慣れてきて、のらりくらりと車を走らせて来ましたが、陸前高田に入ると一変します。
広大な平地を国道が縦走します。
何もないところにポツンと残された団地の跡らしき鉄筋の建物が目に入ってきました。
これ、結構衝撃的です。
地上4階まで、きれいにフェンスや窓が壊れてしまってました。TVのニュースや写真などでは見聞きしていた情報ですが、実際に近づいて見上げると、津波のもの凄さを実感できます。これじゃあ、何もかも流されてしまうのもうなづけます。
ちなみに内部は何もなくきれいに片付けられていました。
この一帯、駐車場の形跡もあったりして、団地の跡地だったと思われます。ちなみに撮影した建物の側面に「1」という数字があるので1号棟のようです。他の棟は跡形もなく更地のようになっていたので、撤去されたのでしょうか。
付近にあったガレキの山。
こんなのが、あたり一面覆い尽くしていたと思うとゾッとしますね。
野球場か何かの跡ですね。背の高い照明が独特の雰囲気をかもし出していました。
感想は...、下の写真の光景から、映画「ターミネーター」のエンディングを連想しました。
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