大師茶屋
2014.10.31
深大寺にある蕎麦屋ですが...
数多くの蕎麦屋が立ち並んでいる深大寺ですが、猫のいる蕎麦屋と言えばただ一つ、”大師茶屋”しかありません。
”トラジ”と再会できるかなぁ?
せっかく来たのに猫ちゃん達はお留守のようで、店の入り口前にある猫小屋はし~んとしていました。
以前立ち寄った時には、こんな猫のオブジェはなかったような...
雨が落ちて来そうな天気でしたが、幸いまだ降っていません。外の席に腰掛けて、蕎麦を注文しました。
店のお兄さんに猫のことを尋ねると、「ほとんど居ないでどこかに行っちゃてるんですよ」「エサをあげる11時と3(15)時には戻ってくるんです」、と。
時刻は午後1時過ぎ。今日はダメかなぁ...
手前が”十割蕎麦で奥がただの”もりそば”(二八蕎麦)。
十割蕎麦は数量限定だそうで、運良く最後の一枚を注文して終了となりました。
まあ、おかげで十割と二八の食べ比べができました。
比べてみると、確かに両者は違いは分かります。十割の方がより腰があって、二八は若干マイルド?な食感。当たり前ですかね。
どちらが美味しい、美味しくないという問題ではなく、どちらも美味しかったです。好みと価格差(230円)を考慮して選択すれば良いでしょう。しかし、僕を含めて多くの世間の凡人は”限定”という単語に弱いから、十割蕎麦の方がありがたみを感じるのでしょうね。
猫の印象ばかりが強かった大師茶屋ですが、肝心の蕎麦の味も良く、店舗の雰囲気もなかなかで見直しました。
会計の時に店のおばちゃんから、猫たちの話を聞くことができました。
昨年僕に寄ってきて撫で撫でさせてもらった、人懐っこい”トラジ”という看板ネコは死んでしまったそうです。
残念でしたが、まあせっかくなので、深大寺の境内を少しブラつきました。
どこかに猫たちがうろついていないかなぁ。
シャッターチャンスはいつ訪れるか分かりませんから、気が抜けませんね。
普段は気にも留めない林の中や草むら、屋根の上など、猫たちのいそうな場所をキョロキョロ探しましたが、一匹も目にすることはできませんでした。
深大寺の湧水は豊富であると、あらためて感じますね。
トボトボと車の停めてある”大師茶屋”の駐車場に戻ってくると...
”茶太郎”が歩いています。
ちょうど店に戻ってきたタイミングのようです。
跡をつけましたが、店の裏に入って行ってしまいました。
さらに...、
”しま”が店の入り口でお座りしていました。
外から店の中を見つめて、じっと座ったままです。
食事を待っているようですね。
”茶太郎”が出てくるだろうと思って、店の反対側に行ってみると、
予想通り、歩いてきましたよ。
でも、店の前には来ないで、曲がってしまいました。
同じように、エサ待ち体制になりました。
きっと、お店の人が、奥の家からご飯を持って出てくるのでしょうね。
時刻は午後2時過ぎ。3時まではまだ1時間あります。
今日は曇りなので、一時間ずれたのでしょうか。それにしても2匹とも同時間帯に戻ってくるとは、腹時計は正確なんですね。
帰ろうとしたタイミングで、猫たちに会うことができて、本当に運が良かったです。
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