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2014年10月17日 (金)

岩手山

2014.10.16

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過酷...

岩手山:岩手県最高峰、標高2038m、別名”南部片富士”。

岩手に釣りに来るようになって早17年、毎度眺める雄大な山ですが、今回ついに登る機会が訪れました。

8月の岩手家族旅行の時に、クボタロッジのおじさんとの「今度登りましょう!」という約束を果たしに訪れました。

最も一般的な馬返しルートのピストン登山です。

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まずは、登山口のキャンプ場にある湧水で喉を潤します。

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ここから眺める山頂付近は、まだ雲がかかってなくて良さそうに見えますね。

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初めのうちは林間の道を歩きます。

下の方は、まだ紅葉が綺麗です。

ひたすら登り坂で、登山道は高度を上げていきました。

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道中こんな感じに、0.5刻みに何合目かを示す案内がありました。

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二合目を過ぎた辺りで、上から下ってくるパーティーとすれ違いました。

雲がかかっていたので引き返した、とのこと。

この後しばらして出会った下りの二人組は、風が強いので”奥宮”まで行って引き返してきた、と下って行きました。

ちょっと心配になって来ましたが、「取りあえずは八合目の避難所まで行ってみましょう」と前に進みます。

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ガスっていて気温は低いのでしょうが、上りが続き汗だくで、温度感が分かりません。

時折、雨粒も落ちてきましたが、ひどい悪天候にはなりません。

想像よりも早く八合目に到着しました。

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閑散としていました。

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設置されていた温度計は3~4℃を指していました。

ここに水場があることは知っていましたが、想像以上に水が湧き出ていて驚きました。

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”御成清水”。この時はまだ汗をかいていたので美味しく飲めました。

ツララ、出来てますね...

聞いていたような風も吹いていないので、「大丈夫そうですね」と言って山頂を目指しました。

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思っていたよりもあっけなくやって来た”不動平”。

山頂まで残り1.2km。余裕です...

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だんだん、ガスが濃くなり、風も強くまってきましたが、まだ大丈夫。

この区間ですれ違ったおばちゃん、「風が強いけど、根性で頑張って下さい!”と、笑顔で下って行きました。

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”奥宮”到達。

すれ違った下りの二組目が断念したというポイントですね。

ここは火口の縁に当たり、ここから山頂の”薬師岳”までは火口に沿って歩くことになります。

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ここからが凄まじかった!

とにかくすごい風。

でも、ここまで来たら山頂を目指さないのももったいないので、とにかく進みました。

それに、さっきのおばちゃんも登頂できたみたいだし、何とかなりそうと思っていました。

雨は降ってなかったと思いますが、無数の霧が強風で体にこびりつき、いつの間にか全身ぐちょぐちょに。上はレインジャケットを羽織っていましたが、靴の中までグチョグチョになってしまいました。

推定気温1~2℃、体感温度は氷点下といったところでしょうか。

視界は極めて不良、風に煽られないように風下を向いて歩きました。メガネは水滴がつくので、外しました。

火口に沿って道は微妙に湾曲していたようですが、それも分かりません。ただ踏み跡を辿って歩きました。

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そして、ついに登頂完了。

山頂までの所要時間、3時間20分でした。

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記念撮影、というより証拠写真という表現が正しいですね。

写真だと二人とも笑っていて楽しそうに見えますが、正直風が強すぎて、笑うしかない状況でした。

レンズを風下に向けないと、いくら拭き取っても水滴がついてしまって撮影できません。しかも、手もかじかんでるし...

こんななんで、この後しばらく写真撮影はお休みです。

全身濡れて、寒くて振るえ、顔もこわばって呂律も回りません。

で、早々に撤収しましたが、この後プチ・サバイバルに...

往路を引き返し、途中まで順調に戻っていたのですが、いつの間にか道が分からなくなってしまいました。

火口の縁を一周できるので、いつの間にか曲がる場所を通り過ぎてしまったみたいです。

おかしいとは気付いたものの、視界は悪いし、下向いて歩いて来たので風景もろくに覚えていません。方向感覚も分からないので、行ったり来たりを何度か繰り返し、ようやく”奥宮”に着いた時には、本当にホッとしました。

八合目の避難所に戻って来ましたが、歩きを止めると寒くなるので、早々に下山をしました。

時刻は昼を回っていましたが、寒いので下りてから食べることにしました。

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霧も晴れて、ようやくカメラを手にできるようになったのは、この辺り。

下りは下りで、ひたすら下るので、途中から膝が笑ってきました。

昼食のおにぎりを食べたのは、一合目の休憩スペースでした。

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上を見上げると、上の方は完全に雲の中ですね。

午後3時頃、何とか無事に下山できました。

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良かった、良かった...

コースタイム8時間を、6時間40分で踏破。途中道に迷ったロスを考えると、なかなか良いペースだったと思います。

気が張っていて、必死で下りて来たので、その時はさほど疲れを感じませんでしたが、後になって結構疲れが出ました。

この晩は夜更かしせず、21時にお開き。早寝しました。

山を甘く見ると怖いですね。ごく短時間でしたが、ヒヤッとしたので、今後の教訓になりました。

おじさん、お疲れ様でした...

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コメント

お疲れさまでした、
2038メーター甘く見すぎていましたね、
次は足腰鍛えて天気のいい日に、
もちろん来年の夏に。

ほんとに登ったんですね!
雪が無いだけでまるで冬山登山みたいですね。
無事で何よりです。
僕は山岳小説が好きでよく読むんですが、遭難は怖いですねえ。
次は八甲田山?

おじさん、おはようございます。

お疲れ様でした。

一瞬焦りましたね。
今朝起きてから激しい筋肉痛が出てきました。そして、手のしびれがまだ少し残っています。

まあ、楽しい思い出になるでしょう。

えふ さん、

登ってきましたよ。

山頂付近は秋を通り越してすでに冬でした。
いまにも雪が落ちてきそうでした。

良かったら、今度登りましょう。夏に。

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