富岡製糸工場
2015.4.3
春の家族旅行の続き。
買掛温泉を午前10時過ぎに出発し、国道17号を群馬方面に走ります。
途中苗場を通過し、三国トンネルを抜け、群馬県に入りました。月夜野ICで関越自動車道に乗りましたが、昼に水沢うどんを食べるために、わざわざ渋川伊香保ICで高速をおりました。
入った店は”田丸屋”。
店内に足を踏み入れた途端、思い出しました。この店、かれこれ10年くらい前に入ったこがとありました。偶然です。
外観は普通っぽいのに、何気に派手目な店内。
結構インパクトありましたから、記憶が蘇りました。
日本三大うどんの一つ、水沢うどん。
腰があって、表面はツルツル、美味しかったですよ。
三大であっても、そうでなくても、うどんは基本うどん。ま、わざわざ寄らなくても良かったですかな。
お腹を満たした後は、再び関越自動車道に戻ります。藤岡JCTで上信越道に入り、2つ目の冨岡ICで高速をおりました。
いよいよこの日のメイン、昨年登録されたばかりの世界遺産、冨岡製糸工場を見学です。
駐車場から、製糸工場に歩いて向かう道中、何気に味わい深い街並みが目に入ります。
昭和っぽいですね。
で、ようやく冨岡製糸工場にやってきました。
午後2時を回っていて、予想していたよりも混み具合は激しくありませんでした。
入り口を入って正面が、”東繭置倉庫”になります。
近づくと、かなり大きいです。
木の柱に煉瓦の壁、和洋折衷の「木骨煉瓦造」だそうです。
煉瓦の工法は「フランス積み」。
明治5年建造。
大事な繭の保管場所なので、当然”火元用心”、”禁煙”です。
続いて「繰糸場」の建物を見学。
内部に入ってみます。
内部には柱がなく、広大な空間が広がっています。
ここで300名が作業をしていたそうですよ。
1987年まで実際に工場が稼働していたそうで、その時の機械が残されていました。
場内のTVで流されていた解説のVTRを見て、繭からどうやって生糸の作られるかを初めて知りました。
ちなみに現存している機械は日産製だそうです。
次は「ブリュナ館」
フランス人指導者、ポール・ブリュナが暮らした建物だとか。
高温多湿の日本でも快適に過ごせるように、高床式で風通しが良いそうです。
最後は「西繭倉庫」です。
”東”と同じ作りみたいですが、こちらは中に入れないし、ロープが張ってあって近くにも寄れなくなっていました。そのせいでしょう、人はまばらでした。
場内の桜は満開で、この週末は花見関連のイベントも企画されているそうです。
曇り空で残念でしたが、心配していた雨には打たれず済みました。
見学後は、食べ物をつまんだり、店に立ち寄りながら駐車場に向かいました。
世界遺産ということで、情報番組や旅番組で取り上げられることも多いようで、芸能人の写真や色紙が目立ちました。
また、昔の古い倉庫を利用した地域のスーパーマーケットなど、良い雰囲気でした。
当初想定していたよりも楽しい旅となりました。
機会があれば、同じ群馬県内の桐生の煉瓦倉庫も訪れてみたくなりました。
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