境界線
2015.6.3
壁...
初夏の岩手釣行、2日目。
当初の予定だと、最終日に寄ってそのまま帰路に着くつもりでした。
この日は天気が崩れる予報でしたが、翌日は気温が下がりそうなので、予定を変更しました。
この渓、晴れて気温が上がらないとダメと言われておりますが...
ライズしていました。
サイズは34.5cm。もちろん何度も測り直しましたが、ちょっと足りません。
まだ、これからです。
曇っていても、散発なライズが続きます。
今度はどうでしょう。
パッと見は先ほどのイワナと同じようなので、あまり期待しませんでした。メジャーを当てる行為にドキドキします。微妙なのでこの魚も何度か測り直して確認しました。
厳密な計測の結果、35.2cm。何とか超えました。
一本出ると、心にゆとりが生まれますね。
と、同時に欲も高まります。
まだまだいけるかも...
でも、34cm。
昨年までもそうですが、34までならたまに出ることがあるんですが、35越えはなかなか...
やはり35の壁は高いです。
水温は8℃。
足の先が冷えて痺れてきますが、まだちらほらとライズは続きます。
32cm。
この次の尺越えは31cm。これでこの日の尺上は終わりです。
その他、29.5cm含め、尺未満の良型もいくつか釣ることができました。
イワナで35cmを超えるサイズが釣れると、クボタロッヂの黒板に載せてもらえるので、どうしてもこだわってしまいますよね。
ただ、この渓のこのポイントは特別なので、この程度の釣果は特に珍しくもなく、自慢できるような成果ではありませんが...
年に一度や二度は大物の顔を見たくて、毎年来ていますが、今年も写真に収めることが出来て、取りあえず良かったです。
まあ、僕以外のクボタの常連さん達も同じだと思いますが、黒板サイズが出ないと心の片隅で不完全燃焼感を抱くことでしょう。
このブレイクポイントに近ければ近いほど、悔しさが増して納得いかなくなるから複雑です。逆に超えてしまえば、喜びも2倍、いや3倍になりますがね。
出すぎても面白みに欠けるし、あまりにも手が届かないサイズだと狙う気になれない。イワナ35cm、ヤマメ30cmのサイズ設定はなかなか絶妙だと思いますよ。
イワナは満喫できたので、最終日はヤマメを狙うことにしました。
ちなみに、東北遠征以外で尺イワナが出れば大満足なので、不思議です。
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