三鷹界隈
2016.3.13
FA50mmF1.4 一本で。
まずは、FA50mmF1.4について、
何年前に購入したか定かではありませんが、当時25000円程度でした。
鏡筒はプラ製、見た目的にチープ感ありあり。
フォーカスリングの幅は極細で、トルク感も乏しくて、プアーな質感。
ですが、当時のカメラ雑誌の評価は悪くなく、MZ-3に付けて常用レンズとして使っていました。
購入動機は、明るさ、軽さ、そして、価格。釣りでの携行を考え、壊してもダメージ少ないかな、と。実際、釣り場でカメラを落として壊してしまい、一度修理に出したことがあります。
今回、久々の登場。デジタルにしてから、一度も使ったことないと思います。なのでK-3に装着するのは、もちろん初。まずはAF微調整から。
ちなみに、今回も全てJPEG撮って出しの画像です。
午後、首にカメラを提げて、自転車で三鷹界隈をうろついてみました。
目指すは山本有三記念館。今日も試し撮りにレトロな洋館を選びました。
途中、三鷹電車区にある跨線橋に立ち寄りました。
橋の上にカメラを抱えた人々が何人もいて、驚きました。Nのフルサイズっぽいのを構えている人がいましたよ。
次も寄り道して、三鷹の商店街から少し外れた場所にあるこちらの珈琲店。
先日発売された雑誌に紹介されていた店です。
でも立ち寄ったのは、この店のお隣、
”こいけ菓子店”。以前はなかったような...
気になったので入ってみました。
広くもない店内ですが、二人掛けのテーブルが2卓ありました。
こういう空間、良いですね。今回のレンズの雰囲気にピッタリです。
でも、ちょっと引かないといけないので、テーブルフォトには向きませんかね。
一息ついた後、目的の山本有三記念館に向かいます。
50mmということは、35mm換算で約75mm。
これ一本だと、少々厳しいですね。もちろん50mmならもっと融通効くと思います。
撮ろうと思ったものから、一歩どころか、数歩引く必要があります。
館内を一通り見学し、建物を外から見ました。
この画角、室内も厳しかったですが、外に出ても使い方が難しいですね。
フィルム時代のレンズって、どこかフンワリした感じで、これはこれで良いと思います。先日のFAリミテッドも同様の傾向なのでしょう。
なんてもっともらしく書きましたが、実際のところ、様々な情報によってバイアスがかかり、そういう風な画を撮ろうと思って撮影したがために、勝手にそのように思いこんでいるだけかもしれません。
だって、戦前からある跨線橋、古民家風な店、極め付けはやはり戦前から残っている洋館ですから、レンズ云々以前の要因が大きいでしょうね。
しかしその思いこみのおかげで、身近な場所でも新鮮に感じることができるというわけで...
気分は大事ですよ。
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