巻機山
2016.9.4
秋の気配
9月最初の日曜日、家族3人は都内で出かけたい場所があると言い、どうぞ一人でご自由に、とのことで一人登山に出かけることにしました。
場所選びは天気予報次第です。
関東甲信越では新潟だけが晴れの予報だったので、巻機山か苗場山の二者択一です。
巻機山への日帰り登山は行程が長そうなので、少しでも日が長いうちの方が良いかなと思って巻機山を選択しました。
朝4時半過ぎに桜坂の駐車場に到着。
少し仮眠を取ろうと思いましたが、全く眠れませんね。
5:15に登山開始です。
約2時間かけて7合目に到着。
雲が晴れて、眼前に見えるのは大源太山かな?
この後もひたすら登り続けます。
しかし、上の方はガスの中...
ニセ巻機山(1861m)に着きました。
ここまでずっと登りできつかったのに展望はほぼなし。
ニセ巻機からは一度下って、避難所(1800m)に着きます。
テント泊の登山者もボチボチいるようでした。
巻機山山頂はガスの中で見えません。
しかし風がずっと吹いていて、ガスは右から左に流されていて、時折うっすらと青空も顔を出しました。
少し先の”織姫ノ池”に着きましたが、再び真っ白。
10分程度粘ってみました。
すると、ガスの切れ目から山頂が顔を出しました。
パッと視界が開けた瞬間、嬉しくなりました。
この先は、気分的に体が軽くなって、一気に山頂へ。
山頂の看板があり、一応ここが山頂(1925m)。
登山開始から約3時間半、ヒーコラヒーコラ休み休み来ましたが、無事に登頂できました。
ここは御機屋という名称の広場で、ベンチもいくつかありました。
しかし展望は悪く、左側は青空が写っていますが、その他は真っ白。
右から左にガスが流れているので、すぐに青空も見えなくなっていました。
展望もよくないので一休憩して、ガスの中、隣の牛ヶ岳に向かいます。
地糠なんかもあって、晴れていれば気持ち良い区間なんでしょうね。
夏にはお花畑になるみたいですよ。
途中、最高地点(1967m)を通過。
標識などはありませんでした。
ほどなくして牛ヶ岳山頂(1925m)に到着
途中ほとんどすれ違う人もなく、山頂には誰もいません。
そして展望もゼロ。
巻機山山頂(御機屋)に小一時間かけて戻って来ましたが、やはりガスの中。
しばらく未練がましく粘っていたら、報われましたよ。
隣の割引山。
今回は行きませんでしたが、なかなか気持ちの良さそうな稜線ですね。
そして、正面に八海山、左には中岳が顔を見せました。
反対方面には登ってきた登山道が見渡せるようになりました。
下りながら、ズームで押したり引いたりしながら何枚も撮っておきました。
再び”織姫ノ池”を通過。
ニセ巻機山と避難小屋。
ここからニセ巻機山に一度登って、後はひたすら下りになります。
名残惜しく何度も振り返りながら下ります。
ニセ巻機山と巻機山
この後、長い長い下り。こんなに登ってきたのかと思うほど、うんざりするような長い岐路でした。
ごくたまに周囲の展望が効く場所もありますが、木々の中を延々と下ります。
体力は大して必要としませんが、足がガクガクですね。
正午過ぎ。やっと駐車場に帰り着きました。
山の上では、草は黄色く色づき始め、少し早い秋の気配を感じる山行でした。
苗場山の上も色づき始めている頃かな?
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コメント
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おつかれさまでした。
巻機山の方でしたか。
ガスっていても絵になる山はいいですね。
個人的に稜線好きなので、こういう写真を見ると涎が出てしまいますよ
それにしても最後の文章が気になるのですが・・・
投稿: tono | 2016年9月 5日 (月) 16時39分
tono さん、こんばんは、
山の天候はなかなか読めないですよね。
見晴らしが良くないと嬉しさ半減ですが、ガスが流されて展望が開ける瞬間は何とも感慨深いものがありますね。
秋の苗場山も登りたいし、平標山も良さそうで、行きたい場所がたくさんあって困ってしまいますね。
投稿: A | 2016年9月 5日 (月) 21時21分
健脚に加え早出ができるのはうらやましい限りです。私はせいぜい早く起きて4時です。山は天気次第なので当日早出遠征が一番いいと実感する今日この頃です
投稿: mori | 2016年9月10日 (土) 21時08分
mori さん、おはようございます
毎回かなりヘロヘロになっています。
早出早帰りは、気持ちにゆとりができて、渋滞に巻き込まれる可能性も低くなるので、一石二鳥だと思います。
今度、山のお話をお聞かせください。
投稿: A | 2016年9月11日 (日) 08時10分