甲武信岳
2017.6..10
結構大変でした。
梅雨の晴れ間(と言っても梅雨入り宣言後雨降っていませんけど)、出かけて来ました。
今回選んだ甲武信岳は、名著”日本百名山”で深田久弥が”「奥秩父のへそと言いたい」と記した山。
西沢渓谷入口の駐車場から、”徳ちゃん新道”で上り下りするピストンです。
まだ薄暗い中、手元の時計で4:17に歩き始めました。
始めのうちは、西沢渓谷のハイキングコースになっている林道をテクテク歩きます。
ここからいよいよ登山道に入ります。
戸渡尾根を歩いて、甲武信岳手前の木賊山まで向かうのですが、結構傾斜がきつくて、なまっている体にはかなり大変でした。
ガイド本によれば、ここから山頂までの標高差は1325m。
所々木々の隙間から展望があるのですが、開けた場所はなく、ひたすら登ります。
かなり登ってきて現れた展望スポットからは、富士山が綺麗に見えました。
朝は空気が澄んでいていいですね。
でも、富士山がハッキリ見ええたのも朝早いうちだけ。
この次の展望スペースでは、ちょっと霞んできています。
その他は特に写真に収めるような眺めもなく、登山道はまだまだ続きます。
木賊山の山頂に近づくと、登山道に残雪を認める個所が数か所ありました。
事前情報で、残雪ありとあったので、前夜に慌てて軽アイゼンを購入しましたが、全然必要ありませんでした。
木賊山に到着。確か7:50頃だったと思います。
標高は2469mもありますが、展望はゼロ。
ここをパスして、木賊山からの下りで、ようやく目的の甲武信岳が姿を現しました。
トンガって見えるのが甲武信岳。
なるほど、拳と形容したくなるのも分かります。
向かって左から右に、物凄い風が吹いていました。
付近に生えている木々の枝から察するに、普段から風向きは同じなのでしょうかね。
ここを下るとすぐに、甲武信小屋に到着。
山バッジを購入しました。
ここからは、目指す甲武信岳山頂はあと少し。
8時半ちょい前、標高2475mの頂きに立ちました。
立派な標識を、逆光と順光で撮っておきました。
富士山はもう霞んでしまっていますが、周辺の展望は良かったです。
が、物凄い風...
皆さん山頂に長居せずに、そそくさと立ち去って行きます。
強風はやむ気配なく、時折砂埃まで舞う状況。僕も早々に下山します。
10分も滞在しなかったかな?
山頂直下のイワカガミ、味わい深い甲武信小屋、に別れを告げながら、深い森の中を下ります。
そうそう、戸渡尾根ではシャクナゲが見頃を迎えていました。
11:40、駐車場に到着しました。
すぐ近くの道の駅で、”信玄鶏のから揚げ丼”食べて帰りました。
渋滞もなく2時半前に帰宅。
今年、いや昨年からチャレンジしたい山があるのですが、今日の疲れ具合からして、まだまだだと感じました。
その山の名は...、内緒です。
公表しておいて、登れないと恥ずかしいですからね。
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コメント
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ぎょえー
甲武信を西沢ピストンで7時間20分ですか!
凄すぎます。
コースタイムで10時間だったような・・・
これならどの山に行っても大丈夫ですよ。
チャレンジされたい山、公表しちゃいましょう(笑)
投稿: tono | 2017年6月10日 (土) 19時45分
tono さん、こんばんは、
いやいや、7時間程度なら可能なことは分かってきましたが、それ以上は未知数ですので...
途中で歩けなくなってしまったら、と思うとなかなか勇気出ませんね。
ちなみに、手元の本ではこのルートの標準タイム9時間10分でした。
その山、特別高い山ではないですよ。僕好みの景色が待っているような気がして、とても気になっています。
投稿: A | 2017年6月10日 (土) 20時10分
相変わらずすごい機動力ですね。私の方は先日川苔山を登頂し、少し自信がついてきたところです。
投稿: mori | 2017年6月10日 (土) 21時20分
mori さん、こんばんは、
川苔山、新緑が良さそうですね。昨年秋に行ってみたかったですが、機会を逸しました。
ちょうど、明日放送予定の百名山(BS)は確か川苔山だったような。楽しみです。
機動力ですか...
マイカー登山だと、どうしても駐車と渋滞がついて回りますから、毎度こんな感じになってしまってます。下山後、ビールをグイッとできないのも難点です。
投稿: A | 2017年6月11日 (日) 19時13分