リールの補修
長年愛用していたリールでしたが、近年は不調で使っていませんでした。
使っているうちにスプールが動かなくなって、ラインが引き出せなくなるという問題です。
でも最近ガチャガチャいじっていたら、動きが割とスムーズになったので、久しぶりに使用してみたところ、また違った感じで不調が出現。
スプールが浮いてくるのです。
こんな感じで、スプールがフレームから浮いてしまって、動きが悪くなります。
実釣場面では、ラインを引き出すと浮いてきて、ラインを巻くと沈んでくる、の繰り返しです。
そうです、シャフトのネジがユルユルになってしまっていたのです。
今まで、滑りが悪くなったと思い込んで、556とか吹き付けていましたが、原因がこれではダメですね。
外から見ると、こんな感じでシャフトが沈んでいるのが分かります。
この事実、前々回の釣行時に判明しました。
長年の不具合の原因がようやく分かったので、スッキリしました。
原因が分かってしまえば、現場でも調整できるので対処できました。
しかし、ただ締め直しても駄目、すぐに緩んでしまいます。
問題の個所が分かったので、今朝さっそく本格的に補修してみました。
取りあえず、家にあるエポキシで付けてみます。
ビフォー、アフター、比べてみるとよく分かります。
ちゃんとくっついたかどうかは、使ってみないと分かりませんけど。
このハーディーのフェザーライト、実は個人的にはとても思い入れのあるリールなのです。
購入したのは、かれこれ25年くらい前のこと。
初めての東北釣行のために、スペアのロッド(ロッホモア)と一緒に買いました。
釣りで初めて訪れた東北、先日の大渓流で使ったことを覚えています。
それからずっと気に入って使っていました。
初めて尺イワナが釣れた時も、このリールでした。
ちなみに、前回この大渓流で使ったリールはウエダのカンタータ。
こちらは18歳の時、郵便局の年末バイトで手にした資金で、初めてフライタックルを購入した際、生まれて初めて買ったフライリールです。
なので、このリールにも思い入れがあります。
オービスのコピー品という話ですが、ジャパンメイドで頑丈、今でもガタつきなく使用できています。
この時は、5番ロッド(ダイワ、シルバーバークリーク)に5番ラインでした。
渓流に5番?、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、当時はこれが標準とされていましたので。
さて、フェザーライトに戻ります。
シンプルなデザインはバンブーロッドによく合うと思います。
難点はその名の通り、”フェザーライト”なことですね。
グラファイトのロッドにはちょうど良いその軽さ、バンブーとの重量バランスにはいまいちです。
でも、釣っている時は気にならないので、実際はさほど大きな問題にはならないかな。
この次は、同じくハーディーのマーキスでもつけてみようかな。
これもまたちょっと懐かしいリールですが、カラーがガンメタなので、どんな感じの写真写りになるのか?、ちょっとワクワクします。
もちろん、主役となる立派な渓魚が釣れたらの話ですけどね。
« 釣り旅、北東北(4) | トップページ | 佐渡へ »
「フライ・フィッシング」カテゴリの記事
- Day 12(2020.09.30)
- Day 10 & 11(2020.09.25)
- Day 7,8,9(2020.09.20)
- タイイング(2020.09.06)
- Day 5 & 6(2020.09.05)
« 釣り旅、北東北(4) | トップページ | 佐渡へ »
コメント