熊野三山
まずは、熊野速玉大社から、
3つの中では、一番こじんまりとしていました。
個人的には、三山巡りの前座のような存在です。
到着時は、雨粒が落ちたり止んだりの空模様でした。
雲は流れていて、時折青空も現れました。
立派な寺社仏閣によくある、ご神木や大樹。
たいてい樹齢は何百年単位ですから、眺めたり触れたりするとご利益を貰った気分になりますね。
こちら閉まっていた店、川原家というそうです。
川の増水時は撤収し、簡単に組み立てられる、とのことです。
初めて目にした青いポスト、色は何か意味があるのでしょうね。
-----------------------------------------
次は、大斎原(おおゆのはら)へ
熊野川の中州にあった熊野大社が洪水で流されて、今の場所に移る前にあった場所だそうです。
目を引くのは、日本一の大鳥居。
今年20周年だそうです。割と最近建てられたんですね。
苔が多く、ちょっと神秘的な感じを受けました。
大鳥居の外に出て、
少し離れた地点で、振り返ると、何もない場所に大きな鳥居が目立ちます。
近くにあった”産田神社”です。
イザナミノミコトが火の神を産んで焼かれて死んだ場所だとか。
日本書記の内容なんて何も知りませんが、いろいろあるんすね。
------------------------------------
いよいよ、本命の”熊野本宮大社”に向かいます。
3つの中では本宮大社だけが、鳥居や建物が赤く塗られていませんでした。
着色する、しない、には何かきちんとした意味があるのでしょうが、僕は知りません。
ただ、朱色の塗装が施されていない方が好きです。
長い階段を上ると、本殿があります。
が、この中は撮影禁止とされていたので、写真はありません。
この中の敷地がもちろん本命です。
八咫烏(やたがらす)ポストがありました。
この八咫烏、足は三本。神武天皇を熊野から大和に導いたそうですよ。
販売されているお守りやグッズなどに八咫烏が沢山使われていました。
帰りは、古い脇道を下りました。
何となくですが、古道っぽいですよね。
------------------------------------
2日目、那智勝浦にある、熊野那智神社と那智の滝へ
那智の滝い近い駐車場に車を停めました。
落差130mだそうです。
滝に向かって拝みました。
徒歩でしばらく移動し、
参道を上がります。
結構上がります。
坂の途中には、休憩できるベンチ、カロリー補給できる店など
が、点在していました。
ここを上りきればいよいよ本殿です。
ご神木の胎内くぐりができます。がお金がかかるのでしませんでした。
代わりに、”八咫烏おみくじ”を購入。
この写真を最後に、レンズが壊れました...
愛用していた標準ズームでしたが、途中でズームが動かなくなり、しかもAF、MFも動かなくなってしまいました。
この後は、この場に持ち合わせていた魚眼ズームだけでの撮影となります。
すぐ隣の”青岸渡寺”です。
神社と寺では、参拝方法が異なるので、ちょっと戸惑いました。
想像以上に時間を要しました。
三社三様でしたが、最初の速玉大社が良かったと思います。
理由は、一番シンプルに感じたからです。
昔の人々は、3つを何日かかけて巡ったのでしょう。
今度は、熊野古道に興味がわいてきました。
そのうち歩いてみたいです。
« 花の窟 & 鬼ヶ城 | トップページ | 湯の峰温泉 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 八ヶ岳高原ロッジ(2020.11.08)
- 野辺山宇宙電波観測所(2020.11.07)
- 記念館 三笠(2020.09.26)
- 猿 島(2020.09.22)
- 綾広の滝 & 天狗の腰掛け杉(2020.06.24)
コメント
« 花の窟 & 鬼ヶ城 | トップページ | 湯の峰温泉 »
管理人さんの鳥居の件気になって調べたら、色はよくわからなかったのですが、鳥居に台座がある場合アマテラスより古い神(出雲とか住吉とか)をまつっているという発見がありました
投稿: mori | 2020年3月27日 (金) 21時36分
mori さん、こんばんは、
そうなんですか、今度から気を付けて見るようにしたいと思います。
古来の言い伝えや神話って、全て事実でないとは分かっていても、本当のことや発端となる事象はあったのでしょうから、興味がわきます。
それ以前に、太古から立派な神社などが国内各地に存在していたことに、ロマンを感じますね。
投稿: A | 2020年3月28日 (土) 20時28分