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2020年10月23日 (金)

平ヶ岳

2020.10.21

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ほぼ貸し切り状態の、

天上の楽園を歩いて来ました。

これぞ登山といった感じの山のてっぺんからの展望も、もちろん好きですが、個人的にはそれ以上に、広大な山上部に湿原のある山が大好きです。

百名山では、群馬、新潟、福島の県境付近にそびえる、巻機山、会津駒ケ岳、苗場山、そして、今回の平ヶ岳です。

今年はまだ、これらの一つにも登っていない...

未練を残して年を越したくないし...

今回の平ヶ岳登山、過去2回よりも約1カ月遅い時期になりますが、思い切って行ってきました。

23:09自宅を出発し、関越自動車道を北上。

途中、赤城PAで約1時間半の仮眠を取り、小出ICで関越道を下りました。

そこからがまた遠い道のりなのですが、高速を下りてからの約60kmのうち、後半の銀山平からの約30kmが特に長く感じます。

ダムの畔の細いクネクネ道、しかも真っ暗。ここで何かあったら、と思うと、若干の怖さを覚えます。

午前5時前、鷹ノ巣の駐車場に到着。

ここまで自宅から約275kmの道のりでした。

この時間、山の中はまだ真っ暗。空を見上げると、沢山の星が見えます。車の外気温計は0℃を示していました。

秘境感が漂っていますよ。

周囲が明るくなり始めるのを、寝袋にくるまりながら待ちます。

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5時半前になり、若干明るくなり始めたので、登山の支度をして、

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5:35、登山口を出発しました。

しばしの林道歩きを経て、

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この先、本格的な登山道に入ります。

平ヶ岳まで10kmの表示。

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序盤の急登がきついのですが、やせ尾根からの見晴らしが良いのが救いです。

この辺り、紅葉真っ盛りという感じでした。

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6:22、背後の山の影から、太陽が顔を出してきました。

燧ケ岳のシルエットが印象的です。

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進行方向、朝日を浴びて木々の色付きが鮮やかに見えてきました。

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7:20、下台倉山

ここまでの所要時間、過去2回と同じ1時間45分でした。

特に意識したわけでもなく同じペース、これがマイペースということでしょう。

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この先、目指す平ヶ岳の姿を初めて目にします。

絶好の登山日和、

気象神社での快晴祈願、今回も願いが見事に叶いましたよ。

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ヒンヤリとして乾燥した空気は、汗をかいての登りでは気持ち良いです。

一方、日の光のまだ届いていない足元の霜は、まだ凍り付いたまま。

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振り返ると、奥只見湖方面に漂う厚いガスが見えました。

この朝、枝折峠で滝雲が見れたのかもしれませんね。

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8:05、台倉山を通過、

8:15、台倉清水を通過。

 標識には、登山口から5.6km、平ヶ岳まで4.9km、ようやく半分。

8:45、白沢清水を通過。

 平ヶ岳まで3.2km、鷹ノ巣から7.3km。約2/3来ました。

この樹林帯を抜けると、終盤の登りが待っています。

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遠くに至仏山、そして平ヶ岳の山容をまじかに眺めながらの急登です。

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9:45、姫ノ池、ここまで4時間10分

誰もいません。

ここで見える景色、いつ見ても素晴らしい光景です。

ちなみにここまでの過去の所要時間は、前回が4時間05分、前々回が4時間14分、と同じペースでした。

何も意識せずに登って来たのに、自分でも不思議ですね。

この時間帯の姫ノ池、水面にはまだ氷が溶けずに張っていました。

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写真を何枚も撮りながらの小休止後、平ヶ岳山頂を目指します。

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ここからの1km、疲れは吹き飛び、自然と足取りは軽くなります。

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そして、ようやく山頂部に到着。

10:10、ここまで約4時間35分かかりました。

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標高2141mの平ヶ岳山頂。

ここにも誰もいません、貸し切りでした。

休憩を取る前に、とりあえずこの先の行き止まり地点まで行ってみます。

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真っすぐ続く木道、地糠越しに眺める越後駒ケ岳と中ノ岳、正面に見える雲海、どれも印象的な眺めでした。

さて、このアンテナのような物、以前来た時にあったかな?、なかったような。

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来た道を引き返して、山頂部のデッキに戻りました。

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まだ後続者は来ておらず、貸し切り状態の山頂部。

セルフタイマーで自撮りしてみました。

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10:40、名残惜しいけど、山頂を後にしました。

玉子石にも足を延ばさなければなりませんので、先を急ぎます。

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この先で、登山者とすれ違いました。

この方とは、玉子石からの帰路、そして帰りの姫ノ池でも、時間差を置いて出会うことになります。

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誰一人として人影を見ることなく、

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玉子石に到着。ここも貸し切り。

正面の山が顔を出すのを待ちましたが、左から右に流れてくる雲が途切れることはなく、諦めて引き返しました。

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途中で出会ったのは、山頂下ですれ違った男性だけ。

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そして、姫ノ池。

朝同様に昼前も、貸し切りでした。

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帰路に備えての小休止と、山上の楽園の見納めのため、しばしの滞在。

先ほどの男性登山者がやってきたのと、ほぼ入れ違いで、12時ちょうどに姫ノ池を後にしました。

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15:40、登山口着。

歩き始めから約10時間、良く歩きました。

過去2回の登山では、比較的静かな山行後、山上部に出ると出会うハイカー賑わいに微妙なギャップを感じてしまいましたが、今回は違いました。

コロナの影響か?、少し遅い時期の平日のためか?

ちょっと遠いけど、来年以後も再訪したい山です。

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コメント

こんばんは。

素晴らしいですね。
何が素晴らしいって…
登山の全てでしょうか。

山々の美しさ、紅葉、絶景、澄み切った青空、そして10時間歩かれたこと(登山されたこと)
別世界ですね(^^)

その素晴らしく美しい景色を写真に収められ
見たことのない光景を、こちらで見せて頂けることに感謝です(^^)

sakura さん、こんにちは、

趣味全てに共通することだと思いますが、登山も突き詰めて言えば、自己満足感ですね。

素晴らしい景色があったとしても、簡単に出会うことができたら、満足感や達成感は低くなると想像します。苦労するから夢中になれるのでしょう。

距離歩いて辿り着いたからこその感激が加わって、自分の中での絶景度合いが増しますね。

今年もこの山に登れたので、自分の中での登山熱は次第に冷めていくのかな、と思います。

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