尾瀬(1)
暑さも去り、渓流釣りのシーズンは終わり、秋の山歩きの季節になりました。
今年は全てがコロナのせいで出遅れた感じですが、振り返れば、梅雨は長かったし、その後のうだるような猛暑で、正直、登山をしたくてウズウズするような気分にはなりませんでした。
尾瀬トレッキングは、秋山登山の前の足慣らしにはちょうど良いでしょう。
6月に予約を入れた山小屋は、今月から東京人もGoToキャンペーンの対象となり、妙なお得感、そして何よりも堂々と行楽を楽しめるようになったのが嬉しいです。
午前4時過ぎに自宅を出発、
午前7時過ぎ、戸倉の第一駐車場に到着、
ギリギリでバーを通過できました。すぐに満車になりましたね。
鳩待峠から、”アヤメ平”に向けて出発しました。
しばらく緩く標高を上げながら進み、
”横田代”に出ました。
振り返れば、名峰至仏山、凛として佇んで見えます。
秋晴れの青空にはなりませんでしたが、山に雲がかからずに見えたのが、せめてもの救いだったかな。
しばらく進み、今回の最高地点1969mを過ぎると、じきに、
アヤメ平に着きました。
進行方向に燧ケ岳が、
後方には至仏山が望める、展望抜群の場所です。
近年自分にとっては特にお気に入りの場所になっています。
青空でないのが少々残念ですが、まあ仕方ないかな。
休憩がてら空が晴れるのを待ちましたが、諦めて富士見峠を目指して歩きを再開しました。
”富士見田代”とそのすぐ下にある”富士見小屋”、
この山小屋は休業中というより、営業をやめたみたいでした。屋根が壊れていましたからね。
富士見峠からは、尾瀬ヶ原の”龍宮”に向けて下ります。
広大な湿原、尾瀬ヶ原に出ました。
やはり尾瀬ヶ原は賑わっていますね。
そして、”見晴”に向かいます。
”見晴”には確か6軒の山小屋があったと思いますが、営業していたのは3軒だけ。
以前宿泊した”原の小屋”も閉まっていました。
ちなみに、途中の”龍宮小屋”も休業中。コロナの影響でしょう。
しばしの休憩後、この日の宿泊地”赤田代”を目指します。
進行方向、左手に至仏山、右手には燧ケ岳、
わずかに顔を見せた青空、
そして、この日宿泊する”温泉小屋”が見えてきました。
計算したわけでもありませんが、チェックイン開始14時の直前に到着できました。
2軒の山小屋以外何もない”赤田代”
山の中で過ごす一夜、ワクワクします。
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